会長より、再任のご挨拶を申し上げます

再任のご挨拶に代えて

この度、当学会の会長に再任いたしました。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

2019年 4月25日
日本マンション学会 会長 鎌 野 邦 樹


 新緑の季節となり、会員の皆様におかれましては、ますますご活躍のことと存じます。

 さて、2017年4月の名古屋大会において、初めて日本マンション学会会長を拝命しましたが、2018年5月の北海道大会を経て、このたびの2019年4月20日・21日に開催された福岡大会において、再度、会長を拝命いたしました。引き続きよろしくお願い申し上げます。

 福岡大会においては、学術大会の参加者が約250名、前日19日夜に開催された市民シンポジウムの参加者が約200名と、大盛会のうちに終了しました。
 私は、同大会においては、メインシンポジウム「被災マンションの課題とそれを踏まえての提言」でコメンテ-タ-をつとめたほかは、聴衆として、4月19日の市民シンポジウムを皮切りに、20日の第1分科会~第3分科会および特別研究会、21日の第4分科会~第7分科会まで、全ての分科会を「はしご」させていただきました。
 どの分科会がよかったか? もし「マンション学会・会長賞」があったとしたら、どの分科会に賞を差し上げるか。

 答えは―――――「受賞者なし」です。

 その理由は、各分科会が低調で、私にとって何ら興味がなかったからではなく、逆に、どの分科会も刺激に富み、おもしろく、甲乙つけがたかったからです。
 今回はじめて、すべての分科会を「はしご」したのですが、実際に「はしご」してみるまでは、おもしろくない分科会もあると思っておりました。しかし、見事にこの予想は覆されました。

 そして、「はしご」の醍醐味を感じ、次の2つのことを「発見」しました。
 ひとつは、各分科会はそれぞれ、実務や現場の視点、法律の視点、建築の視点など、個別分野・領域の視点から考察が行われていましたが、その問題関心の多くが共通していたことでした。
 もうひとつは、隣同士の分科会で、基本的な事項について、見解が異なる方向で議論が進められていたことでした。
 今後は、日頃の各研究委員会の成果を、学術大会の場では合同して分科会を開催し「ぶつけあう」ことがあってもよいと思います。

 日本マンション学会は、マンションをめぐる様々な問題・課題について、学際的・業際的に調査・研究し、その成果を社会に発表していく団体です。
 会員の皆様も、それぞれの立場、仕方で、マンション学会に参加し、当学会をご活用いただき、そして、ご協力下さいますようお願い申し上げます。

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